近江商人発祥の地、五個荘町…てんびんの里ともいわれる五個荘は、近江八幡などとともに近江商人発祥の地として知られており、白壁と舟底板の蔵や数寄屋造りの商人宅が多く残っている。特に金堂集落は国の伝統的建造物群保存地区に指定されており、近江商人の屋敷が公開されている。右の写真の屋敷には、巨石や石灯篭を配した池泉回遊式の庭園もあり、豪邸の面影を残していた。

 奈良井宿…中山道の宿場町・奈良井宿(長野県塩尻市)は中山道十一の宿場町の中でも一番の賑わいを見せたところで、度重なる火災に遭いながらも、旅籠の軒灯、千本格子など江戸時代の面影を色濃く残し、約1キロ続く町並み全体が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている

 倉敷美観地区…5月下旬に訪れた歴史の町並み・倉敷の美観地区は新緑に包まれていた。 倉敷は、江戸時代、幕府直轄地である「天領」として栄えた町、その中心である倉敷川畔には、商人の町家や白壁の土蔵が立ち並び、柳並木が川面に揺れて情緒を醸し出している。また小さな路地裏にも当時の建物が修復・再生され、ギャラリーや喫茶店、土産物店など個性的な店舗として利用されている。その姿は江戸時代から現在に引き継がれ、そして未来になっても変わることはないであろう。

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 金沢・武家屋敷…兼六園、香林坊など中心街ほど近い長町界隈に、かつての加賀藩士が住んでいた武家屋敷跡がある。土塀の続く町並みの中では今も市民生活が営まれているが、城下町の風情を今に伝える佇まいは、今にも侍たちが出てくるような錯覚にとらわれる。

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