花のある風景……P-18
高野山の石楠花…弘法大師が開いた真言密教の根本道場・高野山は、金堂、大塔を中心とする伽藍、徳川家康をはじめ戦国の武将、全国の諸大名ら有名人の墓碑が並ぶ奥の院の両壇を中核に総本山金剛峰寺のほか120ヵ寺があり、約1000の商家などを含めた一大寺院境内街を形成している。
初夏の頃、この高野山は、杉の巨木が林立する金剛峰寺の庭園をはじめ、奥の院、各寺院などの境内に石楠花が咲き誇り、参詣者を楽しませてくれる。
春から初夏の御在所岳…鈴鹿連峰の主峰・御在所岳は四季それぞれにすばらしい光景を見せてくれる。真冬の樹氷が終わって、しばらくは閑古鳥が鳴いていた山上も、5月になって、まずアカヤシオが咲き、下旬にはアカヤシオが見ごろを向かえる。
アカヤシオ、シロヤシオは御在所岳を代表するツツジ科の花で、樹形もよく似ている。また幹が松に似ているのでマツハダツツジとも呼ばれている
加茂花菖蒲園…掛川市の西郊にある加茂花菖蒲園は、小山を背に建つ庄屋屋敷「加茂荘」の白い土塀に囲まれた1万5千uの大菖蒲園で、約1500種、100万株の花菖蒲が植えられている。
加茂荘は、桃山時代からの庄屋であった加茂家の邸宅で、戦後の農地改革などで衰退したが、昭和30年代から始めた花菖蒲園が成功、旧家の復元修復も行われて、今では多くの観光客を集めている。
伊勢市二見町、ロマンの森菖蒲園で