花のある風景……P-19
矢田寺の紫陽花…あじさい寺として知られる大和の矢田寺、正しくは矢田山金剛山寺…日本最古といわれる延命地蔵菩薩を安置、地蔵さま発祥の地ともいわれている。境内や裏山(地蔵山)には四季折々の花が咲き、参拝者を楽しませてくれが、圧巻は1万株ともいわれる紫陽花の競演、ほのかに甘い花の香りの中、紫陽花の谷間を散策する石仏めぐりは、しばし幽玄の世界に迷い込んだような心地である。
金剛證寺の紫陽花…伊勢志摩国立公園の最高峰、朝熊岳(標高555m)の山上にある金剛證寺は、昔から伊勢神宮の鬼門を守る寺として、神宮の奥の院とも言われ、「お伊勢参らば朝熊かけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭にも唄われている。。
境内は広く、山門を入ると、弘法大師が掘られたと伝えられる「連間の池」があり、朱塗りの太鼓橋があって俗世と聖地をつないでいるといわれている。
境内いったいには約3000株のアジサイが植えられ、「あじさい寺」としても親しまれている。
可睡ゆりの園…静岡県袋井市にある秋葉総本殿・可睡斎に隣接する15万uの広大なゆり園で、150品種、200万株が植えられている。後方に見えるのが可睡斎。
同じ紫陽花でも、御在所岳の山上は秋の気配が忍び寄る8月下旬が満開である。空には赤トンボが飛び交っている。
草津水生植物公園のハス…雄大なスケール、見渡す限りハスのパノラマ、さすが、わが国有数のハス群生池である。ここは琵琶湖の原風景ともいえる葭原がその姿をとどめ、野鳥の生息地ともなっている。それにしてもカメラマンの多いこと…
伊勢志摩ゆりパーク…志摩市磯部町にある観光農園「伊勢志摩ゆりパーク」は、総面積4.4haの広大な台地に300種類、数十万株のユリが植えられ、その眺めは地上に描いたパッチワークのようだ。
大王町の大慈寺…絵描きの町として売り出している志摩市大王町の大王崎灯台に程近いところにある。 大慈寺の住職夫妻が、20年程前から寺の向かいの急斜面に紫陽花を植えはじめ、これが今では1,000本にもなり、色とりどりの見事な花を咲かせている。
志摩横山のあじさい園…志摩観光の拠点、志摩市阿児町の横山展望台の手前に創造の森・横山がある。遊歩道が整備された公園には斜面を利用したあじさい園があり、様々なあじさいが艶やかなグラデーションを描いている。