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花の素顔……P−29

ワスレナグサ…桜の咲く頃、直径1センチほどの可憐な青い花、ピンク色の花を咲かせる。勿忘草と書くが、なんともロマンチックな名前である。

 ケマンソウ…仏像の頭を飾るものを華鬘(ケマン)というが、形が似ているところからこの名前がつけられた。別名をタイツリソウ(鯛釣草)ともいうが、これの方がよく分かる。

ネムノキ…化粧用の刷毛 (はけ) に似た花で、 夜になると、ゆっくりと閉じる。それが眠るようなので「眠りの木」、ネムノキになったようだ。

ツリフネソウ…ホウセンカと同じ仲間で、熟した実にちょっと触れると種子が勢いよく飛び出し 自然に繁殖するそうだ。花の形が帆かけ舟を吊り下げたように見えることから、この名前がつけられている。 黄色と紫色があり、キツリフネ、ムラサキツリフネの名がついている。

アストランティア・マヨール…名前からも外来種と分かるが、飛騨の高原で見かけた珍しい花。

ギンヨウアカシア…早春、マンサクとかサンシュウなどに先がけて咲く。 葉が銀灰色をしているところから「銀葉アカシア」というそうだが、「房アカシア」、あるいは「ミモザアカシア」ともいう。

バイモ…可憐な花の内側が網目のような模様になっていることから、アミガサユリ(編み笠百合)の別名がある。

タンポポ…春の訪れを、足元からそっと教えてくれるおなじみの花、花の横には円形の綿毛が寄り添っている。
 

アカモノ…御在所岳の山上で見つけたかわいい花。若枝には長い赤褐色の毛が生えており、白い釣鐘形の花が下向きに咲く。


シライトソウ…15〜30センチぐらいの花径の先に、ブラシのような白い花をつけるユリ科では珍しい花。山野草愛好家が好んで栽培している。