ホウチャクソウ(宝鐸草) ユリ科 (花期・春)

ボタン(牡丹) ボタン科 (花期・初夏)

ホトケノザ(仏の座) シソ科 (花期・春)

ポピー ケシ科 (花期・春〜初夏)

マツバウンラン(松葉海蘭) ゴマノハグサ科 (花期・春)

マツバギク(松葉菊) ツルナ科 (花期・春〜秋)

マムシグサ(蝮草) サトイモ科 (花期・春)

 桃にもいろいろな花があるが、これは一本の木に紅白、或いはそれが入り混じった花が咲くから源平桃。
 桃の字は中国から伝わったもので、桃の字の「兆」は妊娠の兆しを意味し、 桃が女性や雛祭りと関係があるのは この理由かららしい。

 ホウチャクソウとアマドコロ、ナルコユリは、見分けがつかないほどよく似ている。花は白色で、先端がわずかに緑色を帯びている。
 ホウチャクソウの名前は漢字で見ると分かるように、お寺のお堂などの軒下に吊るしてある風鈴のような「宝鐸」に似ているから…。

 ソメイヨシノなどが咲き終わった後で咲く八重桜。豪華で美しい。野生の山桜に対して人里の桜ということから 里桜と呼ばれ、 また花の形から牡丹桜とも呼ばれている。

 早春、野道などに一番早く顔を見せるのが、このホトケノザとオオイヌノフグリ。
 ホトケノザは、花の下にある葉が茎を包むようになっているが、 これを仏の蓮華座に見立てて名前が付けられた。また、葉が段々になっていることからサンガイグサ(三階草)の別名もある。 春の七草の一つに「ホトケノザ」 があるが、このホトケノザではなく、キク科の「田平子」のことである。

 一般にはポピーの名で呼ばれているが、私にはヒナゲシ(雛罌粟)とかグビジンソウ(虞美人草)の別名の方が親しみを感じる。
 ヨーロッパ原産で江戸時代に渡来、花びらは非常に薄く、シワがあるが、そのシワがこの花の特徴でもあるようだ。

 マツバウンランは、野道などに点々と咲いているのをよく見かけるが、小さい花も、これだけ密集して咲くときれいなものだ。山野を散歩中に見つけたものだが、海辺に生えるウンラン(海蘭)の仲間だとか。草全体が細長いのを松葉にたとえてマツバウンランと名づけられたのだろう。

 畑や庭などに密集して咲き、春から秋まで長い間咲きつづける。生命力、繁殖力が非常に強く、石垣などに植えておくと、ぐんぐん広がって鮮やかな花のフェンスが出来上がる。色も赤やピンクなど艶があって一層鮮やか。この花も陽が射すと開き、夜はしぼむそうだ。

 これも変な花?である。 林野の中に自生しており、この地方では鈴鹿山麓のあちこちで見かける。
 花のように見えるのは仏炎包(ぶつえんほう)で、緑色のものはカントウマムシグサ(写真下)、紫褐色のものはムラサキマムシグサ(左)と呼ばれている。
 マムシグサの名は茎の模様が蝮に似ているところから… 秋になると、写真のような実をつける。

ベニドウダン(紅灯台) ツツジ科 (花期・春)

 ドウダンツツジで多いのは白い花だが、山野に自生しているのは真紅のベニドウダン、赤と黄色が更紗模様になったサラサドウダンが多い。御在所岳はその代表だ。
 花は壷形、枝分かれする形が灯台に似ていることから 「とうだいつつじ」、さらに 変化して「どうだんつつじ」になったというが、あまりピンとこない。。

 ゴールデンウィークのころ、牡丹や石楠花が見ごろを迎える。
 牡丹は、1000年以上の昔、原産地の中国から渡来、その後多くの改良品種が誕生、花の大きさや花形の美しさから、百花の王といわれ、一重〜八重咲き、千重・万重、獅子咲き。色も真紅・ピンク・白・紫を中心に濃淡様々なものがある。花言葉も「王者の風格」である。

ゲンペイモモ(源平桃) バラ科 (花期・春)

ボタンザクラ(牡丹桜) バラ科 (花期・春)