「バラが咲いた バラが咲いた 真っ赤なバラが…」 「赤いバラ 白いバラ 召しませバラを…」などバラを歌った歌は多いが、今(初夏)、まさにバラの真っ盛り。
 バラは刺のある木の総称だそうだ。春から秋の長い間咲きつづけるが、真夏は暑いので一休み。最近は鉢植えにしたミニ薔薇が普及しているようだ。

バラ(薔薇) バラ科 (花期・春〜秋)

ハンゲショウ(半夏生) ドクダミ科 (花期・夏)

 花はそれほど目立たず、美しくもないが、この花が咲くとき、花に近い葉っぱの一部が白くなり、花より目立つので 「半化粧」 だといわれている。また、夏至から11日目を「半夏生」というが、この頃に葉の色が変わるので、ハンゲショウという名になったとも…。
 花が終ると、また緑の葉になる。目立たない花を葉が化粧をして引き立てているのだろうか。 

ハマナス(浜梨) バラ科 (花期・初夏)

 散歩コースでもある近くの公園には、ハマナスの木がたくさん植えられている。初夏のころ赤紫と白色の花を咲かせ、そのあと、トマトのような実を次々とつける。
 ハマナスというと北海道を連想する。また浜というから海岸に多いのだろう、ハマナスというから「浜茄子」かと思っていたが、正しくは「浜梨」、これが訛ってハマナスになってしまったそうだ。しかし、花の後につける実は梨には見えず、トマトそっくりである。

ヒマワリ(向日葵) キク科 (花期・夏)

  ヒマワリは夏をシンボルする代表的な花である。 同じヒマワリでも、色、形、一重、八重、そして草丈の高低、花の大小など様々ある。 
 向日葵の名前は、花が太陽の動きにつれて回ることから…といわれているが、実際には、花首の柔らかい蕾のときだけ太陽の方向を向き、花が咲いてからは概ね東向きに咲くそうだ。

ヒメカンゾウ(姫萱草) ユリ科 (花期・初夏)

 ニッコウキスゲの仲間で、花弁が細く、花の切れ込みが深く、少し赤みがかった黄色の美しい花。花の命は短く一日、茶花にはこのような花が好まれている。 その理由は利休居士の「命長き花は悪し、いつ生けたりともおぼえず」 からだということだ。

ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦) タデ科 (花期・夏)

 散歩道の片隅に、丸い可愛い花が咲いていた。調べてみたらヒメツルソバだった。 ピンク色の小さい花が、つぶつぶ状に球形に集まって咲き、まるで金平糖のように、甘く美味そうな花。
 ヒマラヤ原産で、明治中期に渡来、庭などに植えられていたそうだが、今では雑草化している。

ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草) アカバナ科 (花期・初夏〜夏)

 夕方、宵になるのを待つように咲く花が月見草、またの名が待宵草。この昼咲月見草はピンク色の可愛い花。 アカバナツキミソウ、あるいはオキナワツキミソウともいうそうだ。
 アメリカ原産の帰化植物で、畑や空き地に点々と咲いているのは、種が飛び散って雑草化しているのからだろう。 

フウセントウワタ(風船唐綿) ガガイモ科 (花期・夏)

 散歩道沿いの畑で、なんともユニークな実をつけた植物に出会った。調べてみたらフウセントウワタ。風船といっても、刺を持つ丸い実はグロテスクで、こんなのが風に吹かれて飛んできたらきっと逃げるだろう。でも触ってみたら柔らかくて痛くない。 実とは対照的に花は小さく可憐。

フェイジョア フトモモ科 (花期・夏)

 夏の公園で変わった花を咲かせている木に出会った。公園の管理人に尋ねたら 「フェイジョア」 といい、別名はパイナップル・グァバということだった。この果実はパイナップルのような香りがして、生で食べられるとのこと。
 花は4弁で外側は白い綿毛で覆われ、内側は紫色。花弁は内側に丸まり、赤いオシベとのコントラストが美しい。