キキョウ(桔梗) キキョウ科 (花期・夏〜秋)

キョウガノコ(京鹿子) バラ科 (花期・夏)

キンシバイ(金糸梅) オトギリソウ科 (花期・初夏)

クジャクソウ(孔雀草) キク科 (花期・夏〜秋)

クチナシ(梔子) アカネ科 (花期・夏)

クリンソウ(九輪草) サクラソウ科 (花期・初夏)

 クリンソウは、山間の湿地に生える多年草で群生することが多い。茎は円柱形で直立し、根元に野菜のような幅広い葉がある。 花は、茎の回りに輪になって何段にも咲くことから、仏塔の屋根にある「九輪」に見立てて、クリンソウの名がつけられた。花は白と淡紅紫色がある。 クリンソウの仲間が日本原産のニホンサクラソウ。

カンパニュラ キキョウ科 (花期・夏)

 カンパニュラには、別名をツリガネソウといわれるように下向きに咲くものと、この写真のようにリンドウ咲きといわれるものがある。
 花色は白・紫・ピンクなどがあり、園芸品種も多いようだ。

 キキョウは秋の七草の一つだが、実際には6月初めから咲き始める。紫がキキョウにふさわしい色だが、白花もあり、八重咲きもある。花は清楚で美しいが、開く前の丸く膨らんだ状態も面白い。
 桔梗は昔から武士に好まれたようで、家紋に取り入れられたり、江戸城には「桔梗の間」や「桔梗門」の名前もあったようだ。

 花菖蒲と姿・形は同じ、咲く場所も水辺や湿地だが、花菖蒲は色が多彩なのに対し、こちらは名のとおり黄色一色。咲く時期もひと月ほど早い。

 ギボウシにはオオバギボウシ、コバギボウシなど種類が多く、白色、淡紫色などの花が横向きに咲く。強い日光が苦手らしく、日焼けして一日でしぼしぼんでしまう。
 橋の欄干の上にある装飾物を擬宝珠というが、この花の蕾が擬宝珠に似ているところからこの名がつけられた。

 中国原産の小低木で、花は3〜5cmぐらい、5弁の梅形で、中心に黄色の雄しべが多くあり、金の糸のようなので金糸梅、ぴったりの名前である。
 この花の園芸品種にヒペリカムというのがある。 

 釣鐘状になった薄紫色の花をいっぱい吊り下げて咲く。花のあとは大きな実をつける。
 桐の花は知らなくても、木の方は誰もが知っている。軽くて湿気を吸わないので、箪笥などの高級家具に使われており、昔は、女の子が生まれると庭に桐の木を植えて、嫁入りのとき、その木でタンスを作ったという話を聞いたことがある。

 真夏から晩秋まで、長い間咲きつづける。淡いピンクと白があり、白い花はシロクジャクと呼んでいる。長い茎が枝分かれして多くの花を咲かせるが、その様を孔雀の尾っぽの羽根に見立ててこの名前がつけられた。

 クチナシは春のジンチョウゲ、秋のキンモクセイとともに香りの花木の代表である。
 一重咲きの花は実をつけるが、八重咲きのものはつかない。実は黄色の色素を持っているので食品の着色料に使われる。この実は口が開かないのでクチナシと呼ばれるようになったとか。
 園芸店で「風車」と名のついた黄色のクチナシを見かけた。

キショウブ(黄菖蒲) アヤメ科 (花期・初夏)

ギボウシ(擬宝珠) ユリ科 (花期・夏)

キリ(桐) ゴマノハグサ科 (花期・初夏)

 キョウガノコは、この地方の山地、特に伊吹山に群生しているシモツケソウの仲間、あるいは同種で、観賞用として栽培されている。
 同じ時期に咲くシモツケともよく似ているが、シモツケは木であり、シモツケソウは草の違いがある。
 花はほとんどが紅紫色、中に白色もあり、多数の小花が開く前の蕾のころが鹿子絞りのように見えるところから、この名がつけられた。小花が開くと、煙るような紅の美しい姿になる。