角ばった長い茎の上部が枝分かれし、先端に青紫色の唇形の花が何段にも輪生して咲く。 どうということもない野草だが、可憐な花を咲かせる。
山地の湿り気のある場所に生える2年草で、茎や枝の先に花径2cmほどの白色の花を咲かせる。
花は5弁〜6弁、それぞれの弁の先に黄緑色の丸い斑点が2個と濃緑色の小さな斑点がたくさんあり、この花びらの斑点を星に見立てて「曙草」と名づけられた。
花は牡丹と同じだが、特別な管理をすることで 冬の間に咲かせるものを寒牡丹、或いは冬牡丹と呼んでいる。 二季咲き性の牡丹を使い、春に作られる予定の花芽を摘んで、秋にできるつぼみを冬に開花 させるわけである。雪よけのワラ囲いとマッチして美しい。
アザミ(薊) キク科 (花期…春〜秋)
雑草にからみついているが、花?が付くまではまったく気付かない。葉は三角形をしており、葉柄や茎には鋭い棘がある。実のように見える部分は、ガクが丸い実を包み込んでいるのだそう、初めは白から淡緑、そのあと美しい青色に変わり、中の実は黒くなる。
名前の由来ははっきりしないが、実のように見える部分から、イシ(石)ミ(実)カワ(皮)と名づけたのではないかと言われている。
ホトトギスにもいろいろあるが、これはキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)。
紀伊半島に自生することからつけられた名前らしく、ジョウロウ(上臈)とは貴婦人とか高僧のことで、花の上品な様からつけられたのだろう。
10月初めになると、どこからともなく良い匂いが流れてくる。もちろんキンモクセイ。花は小さくて目立たないが、遠くにいても匂いで咲いていることが分かる。春の沈丁花、夏の梔子とともに、香りで季節を感じる花だが、その甘さでは金木犀が一番。
いつもの散歩道で、見慣れられない黄色い花を見つけた。春なら、これによく似た黄色の花はいろいろあるが、秋の花としては珍しい。調べてみたら、コバノセンナ、小さな葉のセンナであった。
熱帯アメリカリ原産の樹木、日本では九州や沖縄によく植えられているとのことで、この地方としては珍しいものと言えよう。
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ザミの仲間は多く、春から秋まで、長い間野山に咲いている。葉は羽状に裂け、刺がいっぱいある。花はバサバサした頭のような紅紫色で、じっくり見ると様々な表情がある。
沖縄の八重山では、棘を「あざ」と呼ぶことから、 「あざぎ」(とげの多い木)と呼ばれ、しだいに「あざみ」になったといわれている。 イギリスでは、痛いトゲで敵から国を守った花として国花となっているとか。
薊の種類は多く、日本だけで60種類、 どれもよく似ていて分類が難しいところから、一般に春咲くのをノアザミ、夏から秋に咲くのをオニアザミと言っている。
海岸沿いに生えるから磯菊というのだろうか。家庭の庭先でよく見かけるが、葉っぱの縁が白くなっているところなどシロタエギクによく似ている。。
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イシミカワ(石実皮) タデ科 (花期・夏〜秋)
イソギク(磯菊) キク科 (花期・秋)
カンボタン(寒牡丹) ボタン科 (花期・冬)
コバノセンナ(小葉のセンナ) マメ科 (花期・秋〜冬)
キイジョウロホトトギス(紀伊上臈杜鵑) ユリ科 (花期・秋)
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アキノタムラソウ(秋田村草) シソ科 (花期・秋)
アケボノソウ(曙草) リンドウ科 (花期…夏〜秋)
キンモクセイ(金木犀) モクセイ科 (花期・秋)
ゲンノショウコ(現の証拠) フウロソウ科 (花期・夏〜秋)
子供の頃から「ゲンノショウコ」はよく聞いていたか、「現の証拠」と書くとは知らなかった。下痢止めの薬草で、煎じて飲めばぴたりと効くので「現の証拠」というわけ。
花は雑草のアメリカフウロによく似ており、赤紫色と白の花がある。花のあと、実をつけるが、その形が神輿の上についている飾りによく似ているので「神輿草」の別名がある。