庭や公園などによく植えられているツワブキ。 花は黄色で、菊によく似ているが、葉はフキ(蕗)に似ており、 「葉に艶のある蕗」からツヤブキ、それが変化してツワブキになったという。花のあとは、下の写真のような丸い綿毛をつける。
 九州名産キャラブキの佃煮はこのツワブキで作られているそうだ。

ダリア キク科 
   (花期・夏〜秋)

 茶の花は葉っぱに隠れてあまり目立たないが、アップで見ると、ツバキ科に属するだけあって山茶花によく似た可愛い花である。花弁にくらべ雌しべ、雄しべが大きく、やや下向きに咲いている。

 花は初夏の頃に咲くそうだが、ナナカマドといえば赤い実と紅葉が思い浮かぶ。この写真は10月中旬、信州方面に 旅した時に出会ったもの。紅葉には早かったものの、枝もたわわに赤い実をいっぱいつけ青空に映えていた。

 時々訪ねる桃林寺の庭で、ナンバンギセルが茎を伸ばし、赤紫色の奇妙な花を咲かせていた。
 葉緑体をもたないので自活できず、ほかの植物の根に寄生するそうだが、ここでは群生するススキに寄り添っていた。
 花の形が南蛮人(昔のポルトガルやスペイン人)が用いたパイプ(煙管)に似ているところからこの名がつけられたもの。

 原産はメキシコ、日本には江戸時代末期にオランダから渡来したそうで、その後品種改良が進み、八重や一重はもちろん、写真のような球形のもの、花びらの先がとがったものなど形や咲き方、色もも多彩、なんと3万品種以上もあり、園芸植物の中でも突出して多いそうだ。 別名は「天竺牡丹」(てんじくぼたん)。

 野道や土手でよく見かける野草で、淡い紫色の、釣鐘の形をした花を咲かせる。この釣鐘のような形の花と、朝鮮人参のような太い根から、ツリガネニンジンの名がつけられた。秋風に揺れていると、今にも鈴の音が聞こえてきそうである。

 山野の日当たりのよいところに生える多年草。
 数本の細長い葉の間から花茎を伸ばし、穂のような紫色の花をたくさん付ける。若い花の穂の形が、大名行列で使われた参内傘に似ているところから、サンダイカサの別名がある。

 近所のお宅の庭にこんな花が咲いていた。尋ねてみたら「デュランタ」。
 デュランタの名は、ローマの植物学者「デュランテス」の名からきている。 白の縁どりがある紫色の味わいのある花で、原産は熱帯地方だそうだ。花期は初夏から夏だが、鉢植えにして室内で越冬させれば周年楽しめるという。

チャ(茶) ツバキ科 (花期・秋)

ツリガネニンジン(釣鐘人参) キキョウ科 (花期・秋)

ツルボ(蔓穂) ユリ科 (花期・初秋)

ツワブキ(艶蕗) キク科 (花期・秋)

デュランタ クマツヅラ科 
     (花期・晩春〜夏)

ナンバンギセル(南蛮煙管) ハマウツボ科 (花期・初秋)

ナナカマド(七竈)  バラ科